OCMC

Osaka Child Mind Center

社団法人 大阪市こども心理センター

日本で唯一こども専門の催眠療法室併設

オーバードーズで女子高生が死亡

2024-09-06  新着情報

昨日、ニュース番組でオーバードーズで女子高生が死亡と発表。

当センターにもオーバードースの女子高生が来所します。本人が希望して来るのではなく、両親が気づき連れてくるのです。やって悪いのはよ〜くわかっているのにやってしまうのです。
やる理由を聞くと「何となく」「さみしいから」「現状から逃れたいから」「みんながやっているから」「嫌なことを忘れたいから」「つらい気持ちを楽にしたいから」などなど、不安から逃れることができるのでは・・が多いです。
当センターに来所する際にもオーバードーズ状態で来る子もいます。目がとろんとしている。身体がずーっとゆれている。質問してもその答えがあいまいなど・・おおむね風邪薬が多いです。「20錠〜30錠位飲んでいる」と話します。
ダメなことはわかっているのに、止められないのも特徴といえばいえます。

催眠療法が有効です。なぜ有効なのか・・

そこで催眠療法を用います。催眠に導いて、妹や弟がオーバードーズをしようとしている映像を浮かび上がらせます。「ダメダメ、あぶないからしちゃダメ」と声を出して止めようとします。
そしてもう一つの映像を見せます。未来の自分を呼んで来て、過去の自分がオーバードーズをしている映像を浮かび上がらせます。「ダメでしょう。苦しいことに負けるな。未来には良いこともいっぱいあるから・・・」と過去の自分に声を出して止めようとします。