OCMC

Osaka Child Mind Center

社団法人 大阪市こども心理センター

日本で唯一こども専門の催眠療法室併設

起立性調節障害は病気です。でも・・・

2021-02-04  新着情報

お母さんが仮病では疑う理由、起立性調節障害の七不思議

起立性調節障害と診断されたにも関わらず、親御様にとっては不可解な病気でもあります。よく言われるのが、土曜日曜は朝から元気で、ある小学6年の男の子のケースでは少年野球のある土・日曜日の朝早くからの練習には、パッと自分で起きて準備をして出て行くのです。いつも「エッ、なんで」って思いますとお母様。
またある長期不登校が続く小学6年の女の子のお母様が、毎朝青い顔をして過ごす娘を見て、時には気分転換も必要かと思い「明日から東京ディズニーランドでも行こうか」と言うと、次の日の朝早くから起きてきて「お母さん、どの服が良いと思う」と全然いつもの表情や顔色とは違うのに驚きましたとのこと。

起立性調節障害は自律神経系の病気。

上記のようなことから親御様は仮病ではと、疑われるのも無理はありません。つまり起立性調節障害は精神的な作用で自律神経が不調になったり、交感神経が過剰に反応になったりして、さまざまな症状を引き起こすのです。
しかし心理的なストレスがなくなると、症状が改善するお子様が多いのもこの病気の特徴と言えます。(全てのお子様に当てはまる訳ではありません)

今まで来所されたお母様が、不思議と感じられた症状を紹介します。