OCMC

Osaka Child Mind Center

社団法人 大阪市こども心理センター

日本で唯一こども専門の催眠療法室併設

小学生・中学生の不登校の復学率は約25%。(文科省)

2019-05-10  新着情報

文部科学省の調査によると不登校からカウンセリングなどを受けて復学する率は、中学生の場合約25%です。つまり4人に1人の割合、小学生の場合は約19%となっています。
不登校数約20万人、その内4〜5万人が学校に戻る計算です。一般的に考えれば少ないかと思います。

しかし不登校のお子様はすべてと言ってよいほど学校へ戻らなければと考えています。でもなかなか戻れないのです。その一番の理由は教室に入るのが怖いと言います。友達の目線や友達からバカにされるようなことを言われるのではないかと、それが怖いのです。そして自分の格好悪い姿を見せたくないとも言います。いわゆるプライドも高いのです。その他、戻ってもコミュニケーションが苦手な子、心の弱い子は、友達関係から不登校になった子も、戻りたいけど、心配が先立ちます。
人間としてプライドの高いことは当然必要でもありますが、不登校児にとってはなかなかやっかいな存在で、“何を言われても平気、どんな視線を浴びても平気”と開き直れないのです。ちょっぴり心が弱くなっているのです。そこで催眠療法の登場です。心の中に勇気をインプットすることができます。

またコミュニケーションが苦手な子、心の弱い子は、友達関係から不登校になった子も、催眠で潜在意識を変えて行ければどんどん性格も変えて行くことが可能です。ぜひご検討ください。

もちろん催眠は魔法ではありません。復学率は100%ではありませんが、ちなみに当センターの復学率は5回の催眠施療で約40%です。しかし催眠を受けて“気づき”を持ったお子様の復学は早くなるのは間違いありません。以前中高一貫教育の学校で中1から不登校になり、気づきを持てたのにも関わらず、プライドの高さからなかなか学校に戻れませんでしたが、その間、潜在意識にポジティブをインプットしつづけたことにより高校は全日制の通信高校に入学。高校では不登校もなく通学し、東京の有名大学に進学し一流企業に就職したお子様もおられます。

催眠療法で気づきを持てたお子様の復学率や進学率あるいは社会復帰は長いスパンで捉えた場合かなり高い数値と思います。※当センターの予測ですがしっかり催眠療法を受けた場合80〜90%と考えています。

ただ一番残念なのは、1回限りで終ってしまうケースが多いことです。基本的に催眠療法は継続が大切です。継続し続けることで潜在意識がどんどん力を貯めて行くことが出来、お子様の持つ本来のすぐれた力を出すことが出来るのです。