OCMC

Osaka Child Mind Center

社団法人 大阪市こども心理センター

日本で唯一こども専門の催眠療法室併設

10連休の後が心配?

2019-04-30  新着情報

10連休で不登校のお子様も元気に?

平成から令和に、新天皇の即位と新元号の発布の祝賀に合わせての10連休です。
完全不登校のお子様も、起立性調節障害のお子様も、学校が休みでみんなも休んでいるためストレスや罪悪感も無くなり、元気になります。
親御様にしてみれば、学校のある時は朝から頭が痛い、めまいがする、吐き気がする、腹痛がする、立ちくらみがするなどなどの症状で、親をいっぱい心配させるのに、なぜ休みになると元気なのか、と不思議がる親御様もおられるかと思います。

成長期に伴う自律神経のアンバランスの影響です。自律神経には色々な症状をもたらすスイッチがあります。頭痛・腹痛・吐き気・低血圧・低血流・めまい・頻尿などなど、とくにイヤなことがあると、それらのスイッチが反応しますが、実はスイッチの中でも大きく影響をするのが「楽しいこと優先スイッチ」です。

たとえば毎朝、頭痛を訴えて学校をずーっと休んでいるA子ちゃんのケースですが、おばあちゃんが見かねて「明日、久々にディズニーランドへ行こか」と提案。何とその翌日A子ちゃんは朝一番に起きて、何着てディズニーランドへ行こうかとウキウキ・・その様子を見て、お母さんは「何、それっ?、全然様子が違うやないの」と思ってしまいます。これが「楽しいこと優先スイッチ」の成せる技です。もちろんディズニーから帰って来ての翌日からの様子は、いつものそれです。

だからと言って、頭痛は本当に起きているのです。決して仮病ではないことを理解してあげてください。
当センターでは起立性調節障害の様々な症状を、いい意味に置き換えて、お子様たちにインプットします。いわゆる暗示療法の一環です。その内容はここでは申し上げられませんが、その暗示療法で復学するお子様もいますので、ぜひご検討ください。