抜毛症と催眠療法について
2018-11-06 新着情報
毎年、抜毛症の方が何人か来られますが最近。ちょっと増えて来ているので、少しご紹介します。
その多くは女子中学生です。たまに高校生もいます。
抜毛の仕方も、症状はそれぞれ違います。ひどい女の子では、3分の1近く毛を抜いてしまい、地肌がしっかり見える場合もあり、痛々しく感じます。
抜毛症は、本人の癖や性格が問題 と感違いされる親御様が多いです。なぜなら抜き方によって円形脱毛症と似ていたりして間違われる場合もありますが、これらとはまったく全く性質も原因も異なります。
抜毛症は日々の生活にストレスを抱えて発症する、心の病気なのです。
抜毛症の多くは、小学生から思春期の子どもにみられ、お母さんも将来のことの心配が膨らむ、最も悩ませる悪癖の一つで、なかなか治りません。
もちろん大人の方もいます。さて抜く時の状況ですが無意識のうちに髪の毛に触れて引き抜いている場合と、意識的に抜いている場合があります。そして抜く箇所や髪の毛の抜き方や毛の状態などにその子ならではの特徴があります。
催眠療法はこのホームページでも紹介しているように、ストレスを取り去り、心の意識変革をもたらします。変成意識に働きかけて抜毛の行為を止めさせることが出来ます。すぐに止める子もいれば、ゆっくりと止めていく子もいます。それはその子の催眠の受け入れ度合いと相性によるものと考えています。ぜひご検討してみてください。