OCMC

Osaka Child Mind Center

社団法人 大阪市こども心理センター

日本で唯一こども専門の催眠療法室併設

まずは「登校圧力をかけないように!」することから始めましょう。

お子様が不登校で悩んでおられる保護者様は、色んな情報や、色んな育児書などを読まれていて中には専門家並みの知識を持たれている方もおられます。そしてそこによく書かれているのが「学校に行くのがつらいのなら、無理に学校に行かなくてもいいんだよ、今は学校のことを忘れて休憩してもいいよ」などの内容です。

しかし、親の立場になって考えると、やはり子供の将来を考えてしまいます。暗い顔をして、顔色も良くない子供を目の前にしても、どうしても将来の事などを考えたらなかなか本心から「学校に行かなくてもいいんだよ」の言葉を言えるのは難しいですよね。
先が見えないのもお母様の心を苦しめます。ですから今ここで休ませるにしても、1ヶ月続くのか、半年続くのか、あるいはそれ以上続いたら、と考えたらこのままずっと休んでてもいいのか?って話になりますし、それに勿論、ずっと休ませるのは、状態をさらに悪化させるおそれも当然ながらあります。
心配する気持ちから、いけないと思いながらも、ここは我慢とおもいながらも、ついつい子どもを叱ってしまいますし、学校にいつ行くのかと問い詰めたりもしてしまいがちです。しかしこういった行動や言動は決してプラスになりません。一段とお子様にプレッシャーや圧力に感じさせて、さらにさらに復学への道を閉ざしてしまう場合もあります。
大事なのは、登校圧力をなるべくかけない。しかし、放置するのはいけません。
大きい心で見守ることがとても大事な時もあります。
直接言わなくても、お子様をサポートできることは沢山あります。着眼点を変えて、うまく子供のサポートしていき、いい方向に誘導さしていきましょう。

まずは「どーんと構えてください。そうです。不登校の一つや二つはなんてことない」くらいの気持ちを持ってください。よく言われることですが【肝っ玉母さん】になってください。あるいは演じてください。いつもニコニコと大らかにお子様に接しましょう。
その保護者の精神状態や感情安定化は、間違いなくお子供さまの力になります。
感情的に冷静さを保ち、精神状態が安定した親は「子供のサポートができる親」になりますから、しっかりと子供の力になることができます。
しかし、親御さん自身も中々前を向けない状態や、精神状態が安定しない場合は一人で抱えず、「信頼できる専門家」に相談してみましょう。あるいは不登校の親の会などに顔をだしてみることをお勧めします。もちろん当センターでも「母親相談」をお受けしています。不登校専門のカウンセリング歴15年実績と経験から、しっかりお母様をサポートします。

また当センターが行なっている催眠療法は、お子様に「このままではいけない」と自分自身で気づきを持たせる力があり、自らの力で復学へとみちびくパワーを秘めています。
ご存知のように不登校の原因は1つではありません。いくつもの原因があります。

大事なのは、一人一人に合わせたカウンセリングとセラピーで自分で気づきを持たせるようにしていく誘導が大事です。
当センターでは催眠療法を取り入れることによって、より早く改善ができるプログラムを一人一人に合わせて構築するオリジナルセラピーを行なっています。
ですからしっかり、未来をみて、前を向いて歩けるように、今できることを1歩づつ着実に進めていくことができるのです。
不登校のお子様をもち、日々悩んでる保護者様、一歩行動をまず起こしてみてください。
お子様も、親御様も、一人で悩まないでください。

 

カウンセリングだけでは不登校の解決はむつかしいです

当こども心理センターには、あちらこちらの不登校支援施設を巡りそれでも改善しないために、最後の最後に来られるケースが多々あります。なぜならこども専門の催眠療法所として存在や所在はわかっていても、テレビのバラエティ番組などから催眠に対する「あやしい」「いかがわしい」「あぶない」「何をされるかわからない」などなど悪いイメージが先行して、いざ行こうと決意しても、躊躇される親御様が非常に多いからです。

正直に申し上げて、カウンセリングだけで不登校はなかなか解決しません。これは本当です。私は不登校のカウンセラーを長年していて、解決までに長くかかることで悩んでいました。カウンセリングで目的とするのは、お子様に「気づき」を持たせることですが、気づきを持たせるまでには時間がかかります。というよりかかり過ぎます。

しかも一番の問題なのは、1回や2回カウンセリングに来て、その後は行くのを拒否するお子様が圧倒的に多いのです。やはり不登校のお子様は、基本、家を出るのを嫌がります。不登校である自分の姿を見られるのが恥ずかしいのです。それを押してまでも家から出ようとはしません。

そのような時、ある大学の心理学の先生とお話しする機会があり、私の悩みを話すと“催眠療法なら、心の持ち方や意識を早く変えることの可能性が高いので、不登校の改善には向いているのではないか”とご指導をいただき、催眠と相性が良ければ、1回や2回の催眠で「気づき」を持つ子もいると聞かされ、目からウロコが取れた思いでした。そして催眠療法は欧米では積極的に医学界において活用されていることもしりました。

日本で初めてこども専門の催眠療法所、不登校専門の催眠療法所として設立しました。

不登校児に「気づき」をもたらすのは催眠療法が早い

カウンセリングと催眠療法の違いは何かと言うと、気づきを持たせることの早さの違いです。カウンセリングは気づきを持たせるまで1年から2年はかかると言われています。しかし催眠は早い子で1回の療法で「気づき」を持つ子がいます。概ね3~5回の催眠で「気づき」を持つお子様はなんと70%以上にも上ります。

気づきを持つことで復学が早くなるのは事実です。「このままでは私はだめになる」という気持ちは、不登校のお子様はすべて持っています。つまり頭の中ではわかっていても、心の中に落ちないのです。催眠療法は心の中に落とす力=「気づき」を素早く心に持たすことができます。

カウンセラーさんの言う決まり文句に「気づきを持たないと動きませんよ」があります。このホームページをご覧の親御様の中には、カウンセラーさんから聞かされた方も多いと思います。そうなんです。不登校の子供たちにとって何よりも大切なのがこの「気づき」なのです。

「気づき」を持つと復学意欲がアップ

「気づき」持つと、真剣になって動くことを考え、動くタイミングを図りだします。そして勇気をふるい出し「えい、やっ!」と行動します。その勇気も潜在意識にインプットできるのが、催眠療法の大きな特長です。もちろん催眠療法を受ければ即復学するとは限りませんが、気づきを持つ、持たないの差は復学までの時間差に非常に大きな差になって現れてきます。

不登校を支援する色々なセンターがあり、その多くは即解決できるなどをアピールしています。もちろん即解決できたケースもあるとは多々思いますが、最近は不登校をビジネスチャンスとしてとらえ、不登校児童の改善をめざすよりも、通信性高校やフリースクール、留学への斡旋を主に事業をされている所が増えてきているという話しも聞きます

当こども心理センターは、教材や各種マニュアルなどの購入は一切ありません。また当方には単位制・通信制高校やフリースクール、海外留学、さらには家庭教師グループからの不登校児童紹介依頼のお話や提携依頼が来ることがありますが、すべてお断りしています。それは少しでも今の学校に戻ることを最優先にしているからです。そして予約のキャンセル料も一切いただいておりません。当然当日や時間直前のキャンセルもいただいていません。なぜなら親御様のご苦労や悩み苦しみを一番理解しているのと、お子様の気持ちを第一に考えているからです。

催眠療法は心理療法です。催眠術とは違います。

催眠というと意識が無くなる。自由に操られる。訳も分からないままにイヤなことをされる。などなど間違ったイメージを持たれている方がほとんどです。テレビで行なわれるている催眠は、あくまでもショーなのです。催眠を受けている人もタレントです。中にはおもしろおかしく演じることを楽しんでいるケースもあると思います。
催眠療法は潜在意識に働きかけて、苦しんだれ悩んだりしている心を改善する心理療法で、精神医学や心理医学が進んだ欧米では積極的に病院でも用いられています。最近では東京の有名な大学病院で催眠外来が設けられていましたし、事実、心療内科で催眠療法を受けられるところも増えて来ています。(※但し大人対象が多いです)。
子ども専門・不登校専門の催眠療法所として当センターもようやく全国的に認知されて、いま日本各地から来所されています。