OCMC

Osaka Child Mind Center

一般社団法人 大阪市こども心理センター

日本で唯一こども専門の催眠療法室併設

思春期問題、お子様の心の内を知ろう!

2017-03-28  新着情報

jc2思春期問題、お子様の心の内を知ろう!

思春期、それは成長期のトラブルゾーン!

中学生時代は身体も大きくなり出し、何をしても自分の思い通りになるような気持ちもわき出します。友達、遊び、スポーツ、塾などなどで思い切り思春期を楽しんでいるかのように見えます。
しかし思春期にはさまざまな問題が待ち受けています。時としてそれは親に思い課題をも投げかけてきます。

思春期によくあるケースが、すべてに無気力になったり、ちょっとしたたわいないことにイラついたり、キレたり、イライラのせいを、親や学校、社会に向け、荒れる子もいます。自分の容姿すべてが嫌いになり、さらには自分の醜悪な顔を見せたくない悩み外へでるのを嫌がる子もいます。

また毎日毎日、頭痛、吐き気、めまい、腹痛などに襲われる子もいます。過敏に反応するお子様には、震えや歩けなくなる等の症状を訴えるケースもあるほどです。
これらはひとつの代表例にしか過ぎません。それぞれに問題の現れ方はその子の性格などによって違ってきます。
正直思春期の子供たちは、これらの色々な心の悩みを秘めながら、成長していくのです。言い換えれば成長へのステップアップタイムゾーンと言っても過言ではないかと考えます。

思春期ホルモンが後押しする成長期ならではの憂鬱。

思春期の子どもは、 面白いことに多くの子は、自分がイライラしたり無気力になる要因をなんとなく理解しています。ですので、自分で1人の時間を作るなどして、気持ちをコントロールします。
この気持ちのコントロールができずに、ひたすら頑張り続けてしまう子がより思春期の落とし穴に落ちてしまい、もがけばもがくほどどんどんどんどん深みにはまってしまうことになってしまうのです。
そしてもうひとつ思春期の子供の心を激しく揺れ動かしている大きな要因が思春期ホルモン=成長ホルモンの存在です。ホルモンが過剰に反応すると自律神経が乱れます。起立性調節障害や無気力、無感動、イライラ感、焦りなどをもたらし、かつそれらをパワーアップさせます。
思春期時代の「更年期障害」ともいわれる所以です。女性が閉経期に更年期障害から体調のみならず、精神的にも変調をきざすのは、ホルモンの影響なのです。それと同じような現象が思春期にも現れるのです。

思春期うつに陥らないために、親の出来ることとは!?

実は子どもだけではありません。お父様お母様も子育てで悩みながら、一方では仕事で、無理して頑張り続ける方もいます。欝になる親御様もいるのです。親が欝になると、子供側からすれば家事などを親に代わって自分がしないといけなくなったり、また母親に話が聞いてもらえなくなるのでかなり辛いくなります。「お父様お母様も無理しないように」と言っても、思春期は親を悩ませてしまいますから、ここは「思春期だから仕方がない」くらいの大きな気持ちを持って接していただきたいですね。
イライラや無気力を圧して、学校や勉強に無理をしすぎると、思春期うつに進む場合も起こります。少しおかしいなと思ったら迷わず、心療内科や小児科へ行って下さい。大丈夫だろうと放っておき、無理が続くと状況は悪化します。心療内科へ行くと処方箋がだされ、抗神薬を飲ませることに抵抗感を持たれる親御様は多いですが、お医者様とよく相談した上で決められたら良いと思います。
とりあえず親として問題を感じたら、どうしたらいいかと申しますと“少し休ませましょう”ということです。

とりあえず学校を休ませる
とりあえず勉強を休ませる
とりあえず部活を休ませる
とりあえず塾を休ませる
お子様の無気力やイライラの原因になっているこれらから休ませることをおすすめします。

頑張らなくても、あなたはとても価値のある子と認めてあげることが大切。

お子様のことを認めてあげましょう。愛されていることを感じさせましょう。とくに無気力やイライラの原因は今まで、親によく見せたい、親に認めさせたいという気持ちから、自我が確立され、頑張りすぎてしまったことに対して、自分への反省のようなものです。これは、今まで親から「常にがんばらないといけない、頑張る子が良い子、勉強が出来れば明るい人生がある」という洗脳を受けてきた結果なのです。
ですから「頑張らなくても、あなたはとても価値のある子だよ。」ということをここはしっかりと伝えてあげましょう。「あなたは生きているだけでもとっても価値があるんだよ」「何があっても、何が起こっても、あなたを決して見捨てることはないよ」ということを伝え続け、お子様を認めてあげながら休ませてあげる。これが解決への一番の近道と言えます。

人から認められたい気持ちが、行動に結びつくと・・・

男の子はかっこよく見せたい。女の子は自分をアピールしたい。
何度も言うようですが、思春期はとにかくイライラ、ムカムカしやすい時期です。部屋の壁を蹴って大きな穴を開けるのもこの時期です。
男の子はかっこよく見られたい、女の子は、わざと意地悪をしたくなる時期です。不良ぶったりします。ではこの時期の子どもたちは、どういった心理なのかというと、結局のところ「他人から認められたい」という心理になっているのです。
親から認められたいのに、友達から認められたいのに、他人から認められたいのに、認められないからイライラ・・・その結果、男の子は異性から認められたい、友人から認められたい、知らない人からも認められたい→かっこよく見られたい。一方、女の子で顕著なのが→わざと意地悪をして、自分の力をアピールする。今まで仲の良かった子にも意地悪をいう。意地悪の態度を取るなど、男女とも、この時期はこういった行動を取るわけです。
非行の子供たちも同じです。とくに親から認められず、親が怒鳴ってばかりの家庭では、子供は家に居場所を感じることが出来ず、外へ自分を認めてくれる仲間を求め出します。そして自分を認めさせるために、どんどん非行をエスカレートさせる子もいるのです。
全ての行動は、人から認められたいという心理から来ています。このテーマは誰であっても死ぬまでのテーマですが、思春期はちょっと歪んだ形で走り出すのです。ですから、親や教師は彼らを認めてあげるのが大切です。