OCMC

Osaka Child Mind Center

社団法人 大阪市こども心理センター

日本で唯一こども専門の催眠療法室併設

よくあるご質問

  1. 催眠にかかるとどうなるの?
    催眠にかかった状態を催眠状態(変成意識状態)といいます。この状態は、簡単に言えば「リラックスし、集中力が非常に高まった状態」。このときクライアントは、カウンセラーの言葉にだけに集中することができます。カウンセラーの言葉が潜在意識にインプットされていきます。他の声や音は聞こえてはいるのですが、まったく気にならない状態になっています。
  2. 催眠にかかると意識がなくなるのでは?
    よく誤解されるのですが、催眠時も意識はなくなりません。人間としての潜在意識の基本となる倫理感や道徳感に反する暗示にはしっかり拒否心理が働きますからご安心ください。
  3. 誰にでも有効ですか?
    ほとんどの人に有効ですが、少ない割合で催眠にかかりにくい人がいます。大事なのは催眠を受けたいという強い本人の気持ちと、セラピストの言葉を素直に受け入れる姿勢です。
    学校に早く戻りたいと言う強い気持ちがあれば大丈夫です。

不登校催眠療法について

  1. 不登校に催眠療法は有効ですか?
    日本教育催眠学会においても、催眠療法による不登校の復学事例が発表され、有効性が認められています。完全に復学をするお子様を含め、週に何回か行く、保健室登校をするなど、個人差はありますが、復学を果たすお子様は多数おられます。カウンセリングより有効性は非常に高いのは、もう常識です。
  2. 何回ぐらいで学校へ行けるようになりますか?
    それは催眠を受けてからでなければ何とも言えません。中には1回で復学する子も事実いますし、3回目を受けて復学する子もいます。十数回受けて復学する子もいるなど、お子様の性格や環境、モチベーションなどによってケースは異なります。
  3. なかなか復学しない子は、どうなりますか?
    催眠療法を受け続けることでお子様の気持ちは前向きにシフトされていきます。少し時間はかかるかも知れませんが、自分の進むべき正しい道を思考し、やがては行動します。受け続けることで、自分で”気付き”を得て、行動を起こすのが催眠療法の特長です。例えば、小学生不登校だった子が中学校で完全復学したケースもあります。また中学校にまったく行けなかった子が単位制の高校(全日制)へ通い、有名大学へ合格した子もいます。より良い方向へと進みます。催眠療法を受け続けることで、悪い方向へ向かうことはあり ません。
  4. どうして有効なのですか?
    催眠療法に自我強化という催眠シナリオがあります。自我の活性化を図り心の成長を促すのです。 受け続けることで潜在意識がどんどんどんどん心身をそして人間性を大きく成長させていきます。そして“気づき”を持つと、しっかり行くべき道を模索し行動へと移します。

学習催眠療法について

  1. 学習催眠療法は1回でも有効ですか?
    催眠療法の効果には個人差がありますが、何回か受けることをおすすめします。とくに学習催眠療法は受けるごとに効果が高まっていくのが大きな特徴です。基本的には催眠に深く入る人ほど効果は高いといえます。
  2. 催眠は勉強に生かせるの?
    記憶力アップや集中力アップに催眠が有効な療法として知られています。現在、高校受験や大学受験などに利用する方もいらっしゃいます。また中間や期末試験前になるたびに受ける学生さんもいらっしゃいます。中には司法試験や行政書士、司法書士、宅地建物取引士などを目指す方も来られるケースがあります。実はヨーロッパでは昔から記憶力・集中力を高めることで活用されていました。
  3. 成績が良くなる子どもの割合は?
    非常に良くなったと答えた子どもは約2~3割、以前より良くなったは4~5割で成績のみをとらえた場合は8割前後の子に有効でした。(あと残りの2~3割の子「小学生・中学1~2年生に多い」も、先生の話しが理解できる、暗記力が高まったと答えています。それは個人差によって自我形成 の成長が幼く、試験にうまく反映できないからと考えています)
    ★学習催眠を受けたから成績が即上がることではありません。学習催眠を受けて、そこでしっかり勉強しなければ何にもならないことをご承知ください。
  4. その他の催眠療法は行っていますか?
    不登校だけではありません、起立性調節障害さらには悪癖改善、思春期問題など、お子様の心理に関することで必要な場合は催眠療法を行なっています。